謝ったって
謝りきれないけど
許されるはずもないけど

ムーによ〜く似てた
性格も体型もお顔も
ココア君
ムーの命日の翌日に突然神隠しに遭ったように
連れて行かれた

この画像はココア君のママのブログから頂戴した

この画像も、だ
ココアママは
本当にムーを愛してくれていた
ムーの突然の訃報
ママは我が子を失ったように悲しませた
おそらく
何か私を癒せるものはないか?
心からそう思って探してくれていたに違いない
それは話したことなんかなくったって
伝わる
一年が経ち
まだまだ悲しみから癒えないけれど
あたしと一緒に深くやけどをさせてしまった人に
心から謝罪したい

ちわばらさん
もう怪我しないでね

風邪
ひかないでね

耐えられなくなったら
あたしが自分の身体を傷つけるからね
ムー亡くしたあと
めいびがあたしに送ったメール
その後めいびは
【ムーニーを探す旅に出て来ます
いつ帰れるかわからないけど】
と言い残し
4ヶ月かけて動画を作ってくれた
その動画には
どんな悲しみのさなかにいる人ですら
一筋の灯りをもたらすように
と願いを込めた

ティ亡くして二ヶ月後
めいびのレディが発作を起こした
その重篤な状態を見て
「これが最後だ」
とお別れしてから獣医さんに預けた
それでも発作の治まらないレディにめいびは
「これがチワワを飼うということなんだ!」
と自分に言い聞かせ
「おちつけ
おちつけ」
と言い聞かせたと
レディは脳を休める注射で深く眠り
目覚めたときにはすっかりいつものレディになっていた
それからの二ヶ月近く
めいびはレディにつきっきりだった
妹のミーニョンが「つれてって」しても
ごめんね
レディちゃんがいま大切なときなんだ
それは当然のことだろう

ところが二ヶ月後の深夜
突然ぴょーん!とミーニョンが飛び上がり激しい発作
めいびの中にはきっと
レディと同じく
入院してよくなる
そんな気持ちでタクシーでレディを助けてくれた病院に運んだんだろうと
あたしは思う
ところがその日から二ヶ月足らずで
ミーニョンは笑顔を残して逝ってしまった
最後の抱っこもできなかった
あたしは
娘のように若いめいびに
めいびがあたしにしてくれたことの100分の1も返してない
なにもできないまま今日までいる

これはペペだ
ムーと一緒に遊んでるときのペペ

ネットギャングペペ

だからぴょんぴょん丸って名前になった
そして

ムー亡くして一ヶ月
あたしのブログで見たこの子を一目見て
【暮らしたい!!】
とお迎えした人がいる
それを知った時
あたしは静かに泣いた
「なんでこんなに泣けるんだろう?」
と言った私に
めいびは言った
「一緒にヤケドする覚悟の人がここにもいたね】
と
直感だった
この人は
ずっとずっとムーを見ていて
そのムーがいなくなって
何か自分にできることはないか?
ヤケドしながら考えたんだと
直感だった

桜が満開をすぎ
ちょうど一番美しい散り際
【天使】という名のその子は
ほんとうに天使に戻ってしまった

桜吹雪の中
天使を抱くその人の姿を
あたしは見た気がしてならない
悲しみのさなかにいる彼女が
あたしに
【ベッド作ってみようかな・・・】
とメッセージがきた
あたしは
大きなヤケドをさせてしまった彼女には
どうしても償いをしたかった
なにより
これは本気で作る気だと
これも直感だった
ほとんど作り方なんか説明しなかった
彼女はあたしの過去記事ベッドの作り方から引っ張って

あっという間に作ってしまった
間もなくミシンを新調した

海老が大好きなので
いつでもいいので
海老チャーハンの作り方教えてくださいね!
と言われて速攻ブログにupした
すぐにこんなの作られた
厭味か??ってほど綺麗^^

この服
まさか自分で作ったんじゃないよね?
【ブログちゃんと読みましたか?
お手製ですよ】

今度はタルトまで
作られてしまった!
天才的な絵の才能のあるお嬢さんが生まれて初めてフルーツの盛りつけ
センスが違う
叶わない

ムーが
ムーいないこと
忘れて
嘘じゃない
って言った

ムーがいない
あたしが悲しむ
そうすると
本当に優しい人が
あたしと同じに悲しむ
一番近くにいるワンコが
そのママの気持ちに気付かないわけがない

えっとね

そらー
もじゃもじゃゲップちゃんに
似てるかもだけどね

あのね
ココアねー
ちょっとだけ
おどかしただけ

やっぱ????
ムーも!!!!!!
ココアままは
あんなに早くにムーを逝かせてしまったあたしのこと
恨んだって当たり前なのに
あなたはわたしの大好きさん
と言う
あたしは無力で
ただ懺悔の気持ちで一杯で
できることは

生涯あたしはご家族の幸せを祈る

あたしの懺悔

ココアままに恨まれたほうがどんだけラクだろう

ココアままは言う
ココアは私の究極の母性を目覚めさせてくれた
と

ティ失ったとき
何度この言葉に救われたか

悲しみは連鎖するとか
そんなことが言いたいんじゃないし思ってもない

ただ
一番近くにいる
神様に近いワンコは
ママの気持ちを敏感に察する

どうしてあげることが一番ママを悲しみから救えるか?
考える

天使ちゃんのママmiemieさんが言った
もし今もみんな元気でここにいたら・・・・・・・・

ベッドも
タルトも作ってないし
カメラレンズも購入してない
と思うんですけど
なんでかな?
と

懺悔かもしれないね
と答えた
誰だって
愛しい子を亡くした人は
あぁしてあげれば
こうもすれば
と自分を責めるだろう

そうだ
懺悔か
と

泣いて悲しい悲しいじゃなく
と言ったら

そうだね
分かった!
やっぱりそうだ
と来た

ミシンの向こうの
布の向こうの
水平線の向こうにある世界に
つながるの
と言ったら

いいこと言うなー
なんておばちゃんみたいなこと言ってた^^

生涯でどれだけ
これが究極の母性だと自覚できる人がいるだろうか

あたしもココアままも男の子のママだ(ってかあたしはばばだ)
けどあたしは息子にこれが母性だと感じたことはなかった

責任感というのか?
ちゃんとした大人に育てなきゃ、はあったけど

それはあたしがいなくなった後でも
きちんと生きて行くだけの能力を身にさせたい気持ちからの母性

ワンコは違う

毎日毎日が覚悟の連続
お誕生日のたびに心から感謝

今日もありがとう
いま
ありがとう
いてくれてありがとう

いままで
どこにいたの?

どうしてここを選んだの?

また
逢える?

きっとまた逢えるよね

今日一日
ココア君の命日に気持ちを伝えたくて
それは私の弱さでずるさなんだけど
今日一日
ずっと考えていた
それまで何でもなかったマーが
急に片足をあげて全く着かなくなった
あたしは青くなった
怒った口調なのは
ものすっごく驚いてるから
あたしの言いたい事はこういうこと
ワンコは
その短い生涯で
自分の力が一番活かせるお家に神様が置いて行く
繰り返すけど
わかってるつもり
口に出して言うほうが黙ってるより何倍もラク
ほんとは生涯黙ってなきゃいけなかったことかもしれないのに
でも
究極の母性を目覚めさせたココア君のお陰で
あたしは
友達ごっこじゃない
究極の友情に目覚めたよ
すこーし高く感じるけど
あたしはこのショップのツリーにして後悔なかった〜〜
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