雨なあなこ地方です
ちょっとお久だけど
内容は10年温めてたのよ
ゆっくり読んでね
あ
ポチも忘れちゃいやだよー^^
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祖母は若くして乳癌で亡くなった
末娘はまだ中学生だった

名前はよしの、と言った
ソメイヨシノの「よしの」かどうか?はわからない

4月14日
息を引き取った瞬間
椿の花が落ちたと聞いた
27歳の父は
椿を庭に植えるのを嫌がった

父が家を建てる時
祖父の植えた見事な松の樹は迷わずバッサリ伐採させたくせに
ちょう邪魔なところにある金木犀は
「おふくろが植えた唯一の木だ」
と伐らずにいた

その時
見事な八重桜もばっさり伐った

祖母は宮城の産婆学校を出てお産婆さんで活躍してた
祖母の残した(ってか始末に困った?)
黒い産婆グッズの入ったカバン
聴診器やら消毒液やら手帳やら。。。
その中にあった漢方薬の本
漢字が読めるようになってからあたしの愛読書だった

葬儀のとき
強い風が吹いて
桜が庭中に舞ったとおたべな母が言っていた

「わたしもあんな日に送られたい」
とおたべにしては珍しく神妙な菩薩様みたいな顔で言っていた

ともあれ
55年前の話だ

今年の4月14日
いつものお参り
桜も椿もとうに散り
あぁ
55年前より温かいんだな
と神社の階段を降りた

昼過ぎ
動画を撮っていた

マーの動画のときに
「ちわばらさん、この動画はトトロのネコバスの曲を頭で流しながらみています」
ってコメントありがたく頂戴して
さて
ジブリの曲でも流すか。。。。
で撮ってたら
妙に悲しい曲になってしまって

そしたら
マーも悲しい顔になってしまって

その時
どこからか?
ほんとうにどこからか
桜の小さな花びらが舞って入って来た

マーはその花びらにチラっと目をやるが
部屋に桜はないし窓はしまってるし
不思議なことがあるもんだけど
祖母があたしのいい加減さを叱りに現れたのかな
なんて思っていた
おたべの願いは叶わず
桜でなく雪の舞う寒い日に旅立った
ティが一歳になったばかり

だからこのティは母をしっている
むしろ
介護で明け暮れていたあたしの前で
孫を気の毒に思ったのか?
【この子のために飼ってあげようよ】
って
妹と母とムーのこゆびとを乗せて大きなペットショップ目指して行った
が
ペットショップはもうなくて
諦めた帰り道
「かわいい子犬子猫います」
の立て看板
できたばかりの小さなペットショップ
そこで出会った

その日からあたしの人生は大きく変わるんだけど
二年後
ティを元気に楽しく暮らしたいと
100万頭の中から苦しみ抜いて
アーちゃんを選んで我が家に来てもらった

これは動画の一部で
このシーンでたしか
【あの日々は
あたしの憧れ】
と流れるんじゃなかったかな?
ボブママどうだっけ?
右側にいるのが8歳を過ぎたティ

後にも先にも
この子がいなかったら今のみんなはいないわけで

今この思いをここに書くことはとてもできない

ティを亡くして
涙もでなかったとき
ティをよく知り
自身もチワワを飼っていて
チワワ面食いな友人が送ってくれた画像

トモトモさんのお宅の秀君
びっくりした
顔が似てる以上のなにか
この子の性格も全部わかった
多分吠えないだろう
多分おとなしいが芯はすっごくしっかりしてるだろう
そして誰かに依存するより
誰かがこの小さな身体に依存されちゃうんだろう
あたしがティにそうしたように

そのパパ
輪太郎くん

桜と

この鼻の黒いマーク
あたしにとっての宝印
こんな子とどんな気持ちでこの人は暮らしてるんだろう?
毎日毎日がどれだけ幸せで辛いだろう?
そう
あたしがそうであったように
でもこの子たちのままさんはプロのブリーダーさん
インスタ上で
愛犬ちゃんを失う気持ちがわかる
わかりすぎてつらいほど、、、
って言ってくれた

そのトモトモさんに
待望のイチゴちゃのベビーが生まれた時
きっとみんなすっごく嬉しかったね~~~

後ろの子がこのベビー、乙女ちゃんっていうんだ
のパパのトラちゃん
手前が秀君

パパのトラちゃん

乙女ちゃん
スリッパで寝てしまう^^

よかったねーーーー
またトモトモタイプさんが生まれたねーー^^
乙女ちゃんはどこにも行かず
ずっとパパ・ママに育てられるそうだよ^^

4月16日だった
乙女ちゃんが14日に亡くなったことを知ったのは
もう少しで三ヶ月
すごくすごく元気だった

トモトモさんにコメントを20回書いて送るも入らない
とうとう内容をコピーしてメッセージに送る
一番つらいはずなのに
誰のせいにもせず
自分が極小犬を飼うにあたっての注意が足りなかったと
「ていねいに処置していれば
乙女は助かったのに。。。」
と
責めてらっしゃる
あたしはそうじゃないんだ!!
と心の中で叫ぶ
そして一人でお参りに神社の階段を登り
境内に立った時
「あ」

この前の動画の桜の花びら
乙女ちゃんだ

桜の形を借りて
乙女ちゃん
伝えに来たんだ
遊びに来たんだ

以下の内容は
トモトモさんが書かれたことで
「これを書いてもいいだろうか?」
の問に
「もちろんです
こんな悲しいこと
自分も、それから他の飼い主さんにも
繰り返してほしくないから
だから載せたので
どうぞよろしく」

がインスタで書いてくださった
大切なことです
特記すべきは
【詰め込みの前に、口の中を潤わせる】
これは
母の介護
あたし自身も
咽頭浮腫を経験してるあたしにはもう
痛いほどわかる
以前
母に鰻を箸で介助したとき
まさか?に誤飲して大変だった
それはスプーンだったらタレも一緒に含めたろうに
箸だったので乾いていた、
それがいけなかった
トマトの皮も喉にひっかかって誤嚥性の肺炎で大騒ぎだった

今も時々ね
愛犬ちゃんが喉を詰まらせて
「あ!!」
ってあたしが以前書いたことを実践してみた
「ちわばらの言ってるあれは
これだな!!!」
って驚くほど冷静に対処できたと言ってくれる人も
ずいぶん昔に書いた記事なのに今も年に何通かメッセージ頂戴する
あーーーーよかった~~~って思うけど
別にあたしの「お陰」とかじゃなくて
必ずその人たちは愛犬ちゃんを別の形でも助けられたと思うんだ
ただ言えるのは
頭の片隅にあることが
命を救うこともあということ
隣で
「あーしろこーしろ」と指図されて震える手で救おうとしてもうまくできない
けど
「頼れるのは自分しかいない!」世界に放り投げられた時
頭の片隅に植えてあった記憶が蔓となって手足になって動くもんだと思う
これは乙女ちゃんのママでブリーダーさんでもあるトモトモさんが
もう何年も前にブログに記されてた文です
【まずは、嘘だと思うかもだけど、軽く砂糖水を舐めさせてみてね。
手で、ちょんちょんでいいから。
病院の先生は、子犬でもない成犬が、低血糖だなんて信じないんです。
低血糖なら、ちょいと甘いものを口にするだけで、倒れていた子が、自力で起き上がります。
動けなくなっていた子が、嘘のように起き上がるの。
そんなことあるんだーーーって思うよね。
頭の隅にでも、ちょいと覚えておいて。】

祖母は
55年も経って
現れた
桜の身体を借りて
乙女ちゃんと一緒に☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
この動画は乙女ちゃんのままにもお見せしてなくて
後半に右斜めから桜が舞ってくるのでみてね
そのときのマーの反応もぜひ
この動画ね

動画は14日の昼過ぎに撮ったの
そしてきのう

お花屋さんで

生まれて初めて
八重桜の切り花を買ったのです
そしてトモトモさんに
ブログに書かせていただく許可を頂戴したんだ
そして出来すぎたように朝から雨で
ゆっくり桜に囲まれて書けました
乙女ちゃんファンの皆様
勝手にあたしが我が物顔して偉そうにごめんなさい
そしてトモトモさん
ありがとう☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
にほんブログ村いざっていうとき
手が震えて砂糖水もうまくつくれないことがあって
そんなときこの濃いブドウ糖はとても強い味方
あたしは余ったブドウ糖はアイスクリームに入れちゃう
脳が吸収できるものは唯一ブドウ糖だって
母が入院中に先生に言われた
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